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 ←咎狗の血「絶望」 →咎狗の血二次創作小説
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咎狗の血部屋

咎狗の血「罪人」

 ←咎狗の血「絶望」 →咎狗の血二次創作小説



 「アキラ。どこに行ってたんだよ。心配したよ。」

 「ケイスケ。」

 アキラは自分のアパートの前で座り込んで待っていたケイスケ

 を見た瞬間、逃げ出したくなった。だが、黒い服の男達は

 アキラの腕を掴んで、

 「こいつは誰だ?」

 と、聞いた。

 「友達だ。10分だけ話をさせてくれ。」

 「わかった。10分だけだぞ。」

 黒い服の男が時計を見ながら返事をした。アキラは頷くと、

 ケイスケの腕を掴んで自分の部屋に入った。

 「あいつら誰だよ。どういうことなのか説明してくれよ。アキラ。」

 「説明はあとだ。時間がない。」

 アキラはそう言うと、ケイスケの唇に自分の唇を重ねた。

 口を開けて舌を出し、誘うようにケイスケの舌を口内に導いた。

 ねっとりと絡め合う舌が糸を引いて離れた時、ケイスケが

 ベッドにアキラを押し倒した。ケイスケはキスをしながら

 アキラの服を脱がせていく。首筋から胸元にかけて

 赤い薔薇の花弁を散らしたような痕が数え切れないほど

 あるのを見て、ケイスケの表情が歪んだ。

 「アキラ。」

 咎めるように名を呼んだケイスケにアキラは

 「レイプされたんだ。」

 と言った。



 昨日の事だった。

 突然アキラの家に警官たちが押し入ってきて、アキラは

 殺人容疑で逮捕された。取調べ室で無実だと主張するアキラ

 の服を警官が二人がかりで脱がせた。全裸にされたアキラは

 匍匐検査だと言われ、四つん這いにさせられた。警官に指を

 2本入れられて、アキラは中を掻き回された。警官は人差し指

 と中指を左右に広げて、執拗に中を覗きこむ。アキラは声を

 殺して恥辱に耐えたが、舌を入れられて内壁を舐められると、

 思わず、甘い吐息を洩らしてしまった。警官はそんなアキラを

 見て、こう言った。

 「匍匐検査で感じてるのか。淫乱な奴だな。よし。もっと

 奥を調べてやる。」

 警官はアキラの双丘を掴んで左右に広げ、滑りをよくする為に

 ペッと唾を吐きかけた。熱くて固いものがゆっくりと入ってきて、

 アキラは声を上げた。

 「おいおい。そんなに締め付けるなよ。気持ち良いのか?」

 アキラに挿入した警官は馬鹿にしたように言い腰を動かした。

 もう一人の警官はニヤニヤと笑ってアキラを見ている。警官が

 パンパンッと激しく腰を突き動かし、アキラの中で果てると、

 すぐにもう一人の笑って見ていた警官がアキラを犯した。

 「うわっ。こいつ吸い付いてくるぜ。すげぇ、いい。」

 「だろ。あとで俺もう一回するから終わったらまた代われよ。

 2順しようぜ。」

 「了解。」

 取調べ室という密室でアキラは逮捕されてすぐ警官二人に

 まわされたのだった。



 パイプイスに後ろ手に縛られ、アキラは全裸のまま1時間ほど

 放置された。ロープでグルグル巻きにされ、足をイスの脚に

 縛り付けられた状態のアキラの元に警部らしき新たな警官が

 3人の部下を引き連れて訪れた。

 「そろそろ白状する気になったか?」

 警部はアキラの裸体を値踏みするように眺めながら言った。

 しかし、アキラはキッと睨んでこう言った。

 「俺は殺ってない。」

 「強情だな。だが、どこまで持つかな。」

 警部は部下の警官に電流を流すよう指示した。警官は

 アキラの足の親指に電極を繋げ、機械のスイッチを押した。

 電流が足先から身体全体に伝わり、アキラは呻いた。

 「レベル1じゃ足りないようだな。レベル2にしろ。」

 警部の命令で警官が機械のメモリを2に合わせた。すると、

 先ほどとは比べ物にならないくらいの強い電流がアキラの

 身体を駆け巡った。

 「うわぁああああ・・・」

 アキラは大声を出して呻いた。警部は満足そうにアキラが

 苦しむ様を見ていた。1分間隔で電流を何十回も流した後、

 意識を失いかけたアキラに警部はこう言った。

 「レベル2でもう降参か?レベル5まであるんだぞ。まぁ、

 もっともレベル5は黒焦げになるから、火傷しない程度に

 止めといてやるよ。お前らみたいな街のゴミはレベル2か3で

 大抵三日と持たない。さっさと白状するんだな。犯行時刻に

 アリバイはないんだろ?弁護士雇う金のない奴は自分で

 無実を証明するアリバイがない限り裁判で有罪になる。

 裁判が楽しみだな。刑務所に入るまで俺達がじっくりと

 遊んでやるよ。」

 警官がナイフを取り出し、足を縛り付けていたロープを切ると、

 アキラの両足を高く持ち上げた。警部は男の体液で濡れた

 アキラの蕾を見て、ニヤリと笑った。

 「お前を最初に取り調べた警官2人がお前のことを

 淫乱だって言ってたぞ。本当かどうか調べてやる。」



 「あ、ああ・・・」

 意識が遠のく中でアキラは身体を貫かれる度に声を上げた。

 「おい。淫乱。またイキそうか?」

 警官達が笑いながら見ている中で、アキラは代わる代わる

 犯された。いつしかロープは解かれ、イスから床に移されて

 いたが、アキラは抵抗する力もなく何人もの警官を受け入れ

 させられた。警部はアキラを犯した後、すぐに取り調べ室を

 出て行った。部下の警官が仲間を呼び、アキラを玩具にした。

 7人に2回まわされて、アキラは何度も気を失いかけたが、

 叩かれたり水をかけられたりして、意識を失くす事を許して

 もらえなかった。

 「あ、ああ、ああ・・・」

 激しく腰を突き動かされて、アキラは警官と同時に達した。

 まるで快楽の波に呑まれた負け犬のような虚ろな目をしている

 アキラを警官達は嘲笑い、

 「7人に2順された感想はどうだ?なんならもう1回やって

 やってもいいぜ。」

 と言った。だが、アキラは黙って目を閉じた。

 「寝るな!!」

 警官がアキラの頬を叩いた。

 「一晩中寝かせるなって警部に言われてんだよ。悪いが

 これも拷問の一つだ。朝まで眠らせるわけにはいかない。

 3順目開始だな。」

 警官がアキラに覆い被さり、再び貫いた。

 「あ、いや・・・やめ・・・」

 アキラが弱々しく抵抗するのも虚しく、警官は腰を動かした。

 やり殺されるかもしれない。頭の中でアキラがそう思った時、

 取調べ室のドアが開いた。

 「面会だ。服を着ろ。」

 警部がアキラの服を投げつけて不機嫌そうに言った。



 面会室には気の強そうな見知らぬ女がいた。

 「お前は終身刑確実だよ。それにしても、随分、気に入られた
 
 みたいだな。たった1日で10人に合計20回犯されるとは・・・

 トシマに行ってイグラに参加しろ。そうすれば、ここから

 出してやる。死なない程度の拷問が繰り返される終身刑と

 イルレを倒すのとどちらを選ぶかはお前の自由だ。」

 「・・・」

 「ここにタグが5枚ある。受け取れ。」

 女が差し出したタグをアキラは受け取った。

 「明日、トシマに行く前に一度だけ自宅のアパートに帰る事を

 許可する。もちろん監視付きだがな。逃げたら射殺する。

 何か質問は?」

 「俺は殺していない。」

 「まだそんな事を言っているのか。警察は犯人なんて誰でも

 いいのだよ。お前が人を殺していようとなかろうと、お前は

 私の仕事を受けない限り、終身刑になるんだ。とりあえず、

 出発の時刻まで拘置所で眠っておけ。私と契約した以上、

 誰にも手出しはさせない。」

 「選択の余地はないのか。」

 「ヤリ殺されるか自分の手で自由を掴み取るかはお前次第だ。

 私は後者を望むだけだ。」



 「アキラ。アキラ。」

 白昼夢を見ているように昨日の出来事を思い出していた

 アキラはケイスケに名を呼ばれて、我に返った。ケイスケは

 心配そうにアキラを見つめていた。

 「ケイスケ。俺はトシマに行く。」

 「何で?」

 「イグラに参加するよう命令された。拒めば、殺人犯として

 終身刑にされる。」

 「嘘だ。そんな、酷い。」

 「ケイスケ、最後にもう一度抱いてくれ。」

 アキラは自らズボンを脱いだ。足を広げてケイスケを誘うように

 受け入れる姿勢をとった。

 「時間がない。早く入れろよ。」

 グズグズしているケイスケにアキラは言った。だが、ケイスケは

 「できないよ。真っ赤に腫れてるじゃないか。レイプされたって

 言ったけど、まわされたのか?ちょっと待って。今、薬を塗って

 あげるから。」

 と言って、ベッドの横のサイドボードの引き出しに手を伸ばし、

 軟膏をアキラに塗った。ケイスケはアキラの尻の入り口の辺り

 を塗った後、中指にたっぷりと軟膏をつけて、第二関節まで

 指を入れてグルグルっと掻き回した。

 「うっ。」

 思わず顔をしかめたアキラにケイスケは

 「痛い?」

 と聞いた。傷ついたアキラのそこはさほど酷く切れていない

 ものの赤く腫れ上がっている。最低でも3日間は安静にして

 男を受け入れないほうがいい状態だった。ケイスケは軟膏を

 塗り終わると、アキラの下着とズボンをはかせた。

 「もう二度と会えないかもしれないのに・・・」

 アキラは不満そうにつぶやいた。だが、ケイスケは

 「軟膏を持って行くといいよ。」

 と言って、アキラに手渡した。アキラは無言で受け取ると、

 ポケットに入れた。

 「時間だ。10分経ったぞ。早くしろ。」

 黒い服の男がアキラを呼びに来た。

 アキラはケイスケに最後のキスをした。悲しい別れのキス

 だった。アキラは死を覚悟したように真っ直ぐに前を向いて

 無言で部屋を出て行った。

 「アキラ!」

 ケイスケが呼ぶ声にも振り向かず、アキラはトシマへと

 旅立って行った。



 トシマへ着いたのは夕暮れだった。アキラは荒廃したトシマを

 一人さ迷い歩き、誰にも会わない事を祈りながら、今にも

 全壊しそうな半壊したビルの中で一晩を過ごした。アキラは

 このままビルが崩れ落ちて死んでもかまわないと思った。

 アキラの体は衰弱しておりイグラができる状態ではなかった。

 せめて1日安静にしていれば、なんとか戦えると考えた。

 ケイスケに抱いて慰めてもらえなかったのは心残りだったが、

 ケイスケの判断は正しかった。もしケイスケに抱いて貰って

 いたら、治りかけた傷口が開き、再び出血していただろう。

 こんなもの渡しやがってとアキラは軟膏を見つめた。思えば、

 ケイスケは子供の頃からアキラの心配ばかりしていた。

 アキラはその美貌ゆえに幼い頃から大人達の性的欲望の

 対象にされていた。孤児院でも先生達にしょっちゅう酷い目に

 遭わされていた。孤児院にいる他の子供達からは嫌われ、

 アキラは完全に孤立していた。アキラは自分をからかう子を

 全て叩きのめす事にしていた。アキラは喧嘩して相手に怪我を

 させても先生に怒られなかった。逆にアキラに怪我をさせた

 子は先生達に折檻された。先生達はアキラを夜、玩具にする

 代わりに昼間えこひいきして可愛がっていたのだった。当然

 アキラには友達は一人もできず、いつも独りぼっちだった。

 だから、なんとなく、虐められっ子のケイスケを助けた時に

 「ありがとう」と御礼を言われて嬉しかった。ケイスケがいつも

 アキラの後をついてくるようになって、やっと友達が自分にも

 できたと感じて、ケイスケを大切にした。ケイスケはアキラが

 夜、先生に何をされているのか聞かなかった。見知らぬ大人

 と養子縁組して里子に出された後も、親切な養父に夜、何を

 されているか聞かなかった。アキラが養父から逃げ出して、

 一人暮らしするようになってから、ケイスケは初めてアキラと

 キスをした。ケイスケはアキラが初めてだった。もっと早く

 アキラを抱きたかったとケイスケは初めての夜に言った。

 それ以来、アキラはケイスケだけのものだった。ケイスケ

 との蜜月を想いながら、アキラは眠りについた。



 翌朝、アキラは建物があまり壊れていない人が住んでいる

 地域に移動した。アキラはできるだけイグラを避けるように

 人と目を合わせなかった。中立地帯のバーまでなんとか

 無事に辿り着いたアキラは通信機と一緒に渡された金で

 水を買って飲んだ。トシマではブタタグが金の代わりで、

 イグラに負けた者から奪い取ったタグで人々が生活している。

 イグラに参加した者に渡されるタグの数は全部で5枚。

 トシマの水や食料の値は恐ろしく高く、タグだけで生活しようと

 考えると、3日でブタタグを全部使いきってしまう計算になる。

 貰った金もあっという間になくなってしまうだろう。イグラに

 勝たなければ、飢え死にする。アキラが途方に暮れていると、

 一人の男が声をかけてきた。

 「見慣れない顔だな。一人か?」

 無精ひげを生やした中年男は源泉と名乗った。情報屋を

 している彼はイグラには参加していないのだという。穏やかな

 話し方をする源泉はトシマについて色々と説明してくれた。

 北のホテルに行くと良いと言い残し、アキラを誘うでもなく

 源泉は店を出て行った。トシマにも世話好きなおっさんって

 いるんだなとアキラは思った。アキラがのんびり水を飲んで

 いる間にもラインを買い求める客が何人もいた。濃度によって

 値段は違うが、水数本の値段でドラッグが1本買えるのだ。

 薬で強くなって、イグラに勝ちたいと考える気持ちも分からない

 でもない。アキラは中立地帯であるということに油断して、

 ラインを買って飲んだばかりの男と目が合ってしまった。

 「さっきから何見てやがる!」

 男がアキラに絡んできた。

 「喧嘩なら店の外でやれよ。」

 バーの店員が叫んだ。男がアキラの腕を掴もうとした時、

 突然男は苦しみ出した。ラインの不適合だった。男は口から

 泡を吹いて倒れ、死んでしまった。

 「濃度40%なんてこいつには無理だったんだ。だから、

 30%にしとけって言ったのに・・・処刑人が来る前に

 お兄さんも店から逃げたほうがいい。」

 バーの店員はアキラに言った。



 アキラが店を出ると、外はもう日が沈んでいた。明日の朝まで

 バーに居ようと考えたのは間違いだったとアキラは思った。

 夜道は狩られる危険性が高い。アキラは北のホテルまでの

 道のりを急いだ。

 「よう、兄ちゃん。そんなに急いでどこ行くんだよ。」

 ガラの悪い3人組が声をかけてきた。アキラが無視して

 走り去ろうとした時、3人組の1人にいきなりナイフで腕を

 切りつけられた。そして、アキラが一瞬ひるんだ隙に男2人に

 背後から襲い掛かられ、羽交い絞めにされた。

 「放せ!」

 「へへへ・・・威勢がいいな。兄ちゃん、タグを出しな。

 俺は昨日飲んだラインが調子良いんだ。大人しくしてたら、

 殺さないでやるよ。よく見たら可愛い顔してるじゃないか。」

 男はアキラの頬にナイフをつきつけて、ニヤリと笑った。

 「美人はみんなアルビトロが持ってっちまうから久しぶりだな。

 今夜はたっぷりと3人で可愛がってやるぜ。」

 そう言って、男はアキラの血のついたナイフをペロリと舐めた。

 すると、何故か男は急に悶え苦しみ、倒れて死んでしまった。

 アキラはすかさず男の首にかかっているタグを奪い盗って、

 一目散に走って逃げた。どのくらいどこを走ったのかアキラ

 には分からなかった。気がついたら、アキラはすっかり道に

 迷ってしまっていた。北のホテルへの行き方が分からない。

 バーへ戻ろうにも道が分からない。迷子になってしまった

 アキラがとぼとぼと夜道を歩いていると、雨が降ってきた。

 アキラは手に握りしめたタグを見つめて、呆然と立ち尽くした。

 「アキラ。」

 ふいに声をかけられて、振り返ると、源泉が立っていた。

 「濡れるぞ。」

 源泉はアキラに自分の差していた傘を渡した。

 「おっさんが濡れるじゃないか。」

 アキラは傘を受け取らなかった。

 「俺はいいんだ。近くにねぐらがあるから。それか、

 一緒に来るか?」

 源泉はアキラに傘に入るように言った。アキラは傘に入り、

 源泉について行った。



 廃屋と化した教会に着くと、源泉は

 「痛むか?」
 
 と腕の傷を心配して、手当してくれた。包帯を巻きながら、

 「傷はかすり傷だ。心配しなくても、すぐに治るさ。」

 と源泉は言った。アキラは死んだ男から奪ったタグを手に

 握りしめたままこう言った。

 「ラインの不適合ってよくあるのか?」

 「ああ。そうだな。よくあることだな。」

 包帯を巻き終えた源泉は思いつめた顔のアキラに水を渡して

 「飲めよ。」

 と言った。アキラは水を受け取った後、ペットボトルに口を

 つけようとしなかった。じっと水を見つめながら、ボソッと

 つぶやいた。

 「源泉も俺を抱きたいのか。」

 それを聞いた源泉は慌てて否定した。

 「えっ?!違うって。馬鹿だな。そんなこと心配してたのか。

 襲ったりしないから、安心して飲めよ。」

 アキラはほっとしたような顔をして水を飲んだ。

 「おまえ何で北のホテルに行かなかったんだ?あの辺りは

 ビルをねぐらにしてる連中が住んでて危ないんだ。うっかり

 建物の中に入ろうものなら殺されるぞ。」

 源泉がアキラに忠告した。すると、アキラはまた暗い顔に

 なってしまった。

 「道に迷ったんだ。」

 「プッ。ハハハ・・・なんだ。迷子になったのか?」

 源泉は笑いながらアキラの肩をポンポンッと軽くたたいた。

 そして、アキラの肩を優しく抱き寄せて、こう言った。

 「明日、北のホテルまで案内してやるよ。今夜はここで

 休め。大丈夫。指一本触れないから安心して眠れよ。」

 「抱いていいよ。」

 アキラは源泉を見つめて言った。

 「俺に親切にして手を出さないって言った大人はあんたが

 初めてだ。俺に優しくする奴はみんな下心がある奴ばかり

 だった。俺は水に変な薬が入ってないかと疑うくらい人を

 信用しない奴だけど、あんただけは信用できる気がする。」



 源泉は目を閉じたアキラに口づけした。長い口づけの後、

 「本当にいいのか?」

 と源泉はアキラに聞いた。アキラはコクリと頷いた。源泉は

 アキラの上着を脱がせて、長椅子に押し倒した。うっすらと

 開いたアキラの唇に舌を入れ、舌と舌を絡め合わせながら、

 ズボンのベルトを外し、下着の上から触った。最初まだ柔ら

 かかったそれは源泉の手によってみるみる大きく膨らんで

 いった。源泉がアキラの胸に舌を這わせるとアキラは甘い

 吐息を洩らした。舌で転がすように舐めながら、源泉は下着

 ごとズボンを脱がせた。そして、アキラの固くなったものを

 口に含んだ。まるでご馳走を味わうように丹念に舐め上げ、

 先端に舌を差し入れる。源泉がチロチロと舐めると

 「あっ。ああ~」

 アキラがついに声を上げた。けっして不感症などではなく、

 むしろ感じ易い体質なのに、アキラは声を我慢してしまう癖が

 ある。幼い頃から、声を出すなと口を縛られていたりしたせい

 もあるのかもしれないが、アキラはギリギリまで声を殺して

 しまうほうだった。アキラは思わず手の甲で口を押さえた。

 それを見て、源泉は

 「どうした?恥ずかしがらずに声を出せよ。この教会の敷地は

 広いんだ。他の誰にも聞こえねぇから遠慮すんな。」

 「・・・」

 「まさか声を出せって言われたのも初めてじゃないだろうな。」

 「・・・」

 「まいったな。最近不幸な境遇の十代のガキが多過ぎる。」

 源泉は何を言われているのか分からないといった顔のアキラ

 の足を開かせて、唇を押し当てた。いきなり蕾にキスをされて

 アキラは戸惑った。舌が身体の中に入ってくると、アキラは

 よがり声をあげた。

 「あっ。そこ、やっ。いやっ。あっ。ああ~」

 素直に声を出したアキラに嬉しくなったのか源泉はしつこく

 舐めまわした。すると、アキラはイってしまった。後ろを舐めた

 だけでイってしまう淫乱さに源泉は少し驚いたが、潤んだ瞳の

 アキラの髪を優しく撫でて

 「アキラは可愛いな。」

 と言った。



 「あ、ああ~」

 源泉に挿入されてアキラは喘いだ。アキラは長椅子に両手を

 ついて腰を突き出す姿勢で源泉に抱かれた。源泉は後ろから

 貫き、尻を左右に押し広げて、抜き差しする様を見ていた。

 まるで蠢くように吸い付いてくるアキラの中は心地よく締め

 付けてくる。源泉はパンパンっと腰を打ちつけながら、左手で

 アキラの胸を摘み、右手を前にまわしてぎゅっと掴んだ。

 「あっ、や、やぁああ~」

 「気持ち良いか?」

 源泉がアキラの耳元で聞いた。そして、アキラのうなじを

 軽く噛んだ。

 「あっ、ああ~、イ、イク、イキそう。」

 「いけよ。」

 源泉が激しく腰を動かすとアキラは絶頂を迎えた。源泉は

 アキラが達すると同時にアキラの中に欲望を吐き出した。

 終わった後も源泉は優しかった。ティッシュで後始末をして

 くれ、服を着たアキラに毛布を渡してくれた。源泉はすぐに

 眠ってしまったが、アキラは源泉の寝顔をしばらく見ていた。

 すると、ガタンッと外で物音がした。アキラは心配になって

 恐る恐る窓から外を覗いてみた。

 「アキラ。」

 ケイスケが教会の窓の外に立っていた。アキラはびっくりして、

 ケイスケに言った。

 「おまえ、どうして?!何で来たんだ?」

 「何でって・・・アキラが心配だったから。俺もイグラに参加する

 事にしたんだ。昨日、登録して、タグを5枚貰ってきたよ。ほら、

 アキラに全部あげる。」

 ケイスケはタグを5枚アキラに渡そうとした。だが、アキラは

 「いらない。タグはケイスケが自分で持ってろ。それより、

 おまえ、イグラがどんなものか分かってんのか?」

 「分かってるよ。俺はアキラの役に立ちたいんだ。アキラの

 為にできる事をしたいんだ。アキラの為なら死んでもいいって

 思って、トシマに来たんだ。アキラの為に・・・お願いだから

 受け取ってくれよ。」

 ケイスケは泣きそうな顔でタグをアキラに差し出した。だが、

 その時、源泉が起きて来て

 「誰だ?アキラの知り合いか?」

 と聞いた。アキラは一瞬考えて、

 「友達だ。」

 と答えた。すると、ケイスケは泣きべそをかいたような顔で

 作り笑顔を浮かべて、こう言った。

 「アキラは守ってくれる人を見つけたんだね。もう俺は

 いらないんだ。」

 「ケイスケ。」

 「でも、タグだけは受け取って。俺は何の為にトシマに来た

 のか分からないから。」

 ケイスケはそう言うと、窓にタグを投げ入れた。

 「おいっ、待てよ。ケイスケ。」

 アキラが止めるのも聞かずにケイスケは泣きながら

 走り去って行った。



 翌朝、源泉は中立地帯のバーで無差別殺人が起きたから

 調べに行くと言って出て行った。アキラはケイスケが心配

 だったので、源泉と別れて、ケイスケを探しに行く事にした。

 あてもなく街を歩き、ケイスケを探していると、血に染まった

 ケイスケを発見した。アキラは最初ケイスケが怪我をしている

 のかと思って、駆け寄ったが、違っていた。ケイスケの服を

 染めていた血は返り血だった。

 「ケイスケ?おまえ、本当にケイスケなのか?」

 アキラは目の前にいるケイスケが信じられなくて、つい聞いて

 しまった。しかし、その言葉にケイスケはキレて怒り出した。

 「アキラ。恋人の顔を忘れちまったのかよ。あ、そうそう、

 もう恋人じゃないんだっけ?ふざけんなよ!あんな中年男に

 抱かれやがって!俺は許さねぇからな!ア~キ~ラ~」

 アキラはケイスケに腹を殴られて、気を失ってしまった。

 目が覚めると、見知らぬ廃墟の一室にいた。

 「お目覚めかい?お姫様。」

 ケイスケがニヤッと笑って言った。

 「アキラはいいよな~。大人をたらしこむのが上手くて。

 孤児院でアキラが何で嫌われてたのか知ってるか?アキラが

 淫乱だったからだよ。昨日も俺、窓から見てたんだ。随分と

 盛大に喜んでたよな。恥ずかしくないのかよ。この淫乱!」

 ケイスケはアキラの腹を蹴った。

 「昔からアキラは働きもせずに遊び暮らして、俺はちっぽけな

 工場で毎日働いて、ドライバーを触らせてもらえるようになる

 までに1ヶ月もかかったよ。」

 ケイスケはアキラを踏みつけて言った。

 「昨日、この廃屋でラインと一緒に工具箱を見つけた時、

 俺の人生なんだったのかと思ったよ。そしたらさ~

 急にアキラの泣き顔が見たくなったんだ。」

 ケイスケは工具箱からドライバーを取り出した。



 「ケイスケ!やめっ、やめろ!」

 ケイスケは嫌がるアキラの手を押さえつけ、ドライバーで

 床に串刺しにした。アキラの手の平から血が溢れ、アキラは

 絶叫した。ケイスケは笑いながら、アキラの服を引き裂いて

 破り、あらわになった胸に手を伸ばした。胸の突起を摘んで

 「どれがいいかな。」

 とケイスケは馬乗りになったまま片手で工具箱の中を探した。

 ケイスケが選んだのはアイスピック並みに細いドライバー

 だった。

 「ピアスプレイって知ってるか?」

 ケイスケはそう言うと、アキラの乳首をドライバーで貫いた。

 「うっ、うわぁああああ~」

 アキラが再び絶叫した。

 「大袈裟に騒ぐな~。こんな細いの刺したってピアスと

 代わんないって。太いのはこっちに挿してやるよ。」

 ケイスケがアキラのズボンを下着ごと脱がせ、アキラの

 尻の窪みに先の尖っていないドライバーを挿し込んだ。

 「やっ、やぁあああ~、やめっ。やめてくれ。ああああ~」

 「おい、アキラ、暴れるなよ。動くと中が切れるぜ。」

 ケイスケはゆっくりとドライバーを挿入すると、

 「もう1本だ。」

 と言って、同じタイプの極太のドライバーを挿し込んだ。

 「アキラ。どうだ?ドライバー2本銜え込んだ感想は?」

 「ああ~、い、痛い。ああああ~」

 「チッ。ドライバーで感じてやがる。」

 ケイスケは2本のドライバーを挿した穴の中を覗きこんだ。

 アキラの中はヒクヒクと猥らに蠢いて、ケイスケを欲しがって

 いた。だが、ケイスケは

 「淫乱にはもっとお仕置きが必要だな。」

 と言って、アキラの大きくなったものを手で掴むと、今度は

 一番細くて小さい先の尖っていないドライバーを蜜の溢れる

 先端に挿した。

 「あ、あ、ああ、あああ~」

 アキラが生理的な涙を浮かべて嬌声をあげた。

 「アキラは尿道を刺激されるのが大好きだからな。本当は

 もうイキたいんじゃないのか?イかせてくれって頼んだら、

 俺のをぶち込んでやるよ。欲しいんだろ?言えよ。」

 「ほ、欲しい。」

 アキラは思わず自分の発した言葉に顔を赤らめた。

 「何を今更、恥ずかしがってやがる。」

 ケイスケは嘲笑いながら、ドライバーを全部引き抜き、

 アキラの中に身を沈めた。

 「あ、ああ、あああ~」

 「気持ち良いか?アキラはこれが大好きだもんな。」

 「す、好き。あっ、ケイスケ・・・あ、ああ~、ああ~」

 アキラは快楽の波に溺れて痛みも忘れてしまっていた。

 手と胸から血が流れ、引き抜かれたドライバーは真っ赤に

 染まっていた。床に転がる5本のドライバーはケイスケの

 アキラに対する愛の妄執だった。アキラは愛するケイスケに

 キスをした。唇を重ね合わせると、アキラは絶頂を迎え、

 二人同時に果てた。ケイスケは満足げに微笑み、こう言った。

 「これからは俺がずっとアキラを守ってやるよ。俺はラインを

 飲んで強くなったんだ。」

 ラインに手を出したら、二度と元へは戻れない。アキラの

 大好きだったケイスケはもうこの世にいないのと同じだった。

 アキラは悲しそうに微笑んだ後、床に転がっているドライバー

 をケイスケの首に刺した。

 「な、何で・・・」

 ケイスケは信じられないといった顔をして崩れ落ちた。

 アキラはケイスケの頚動脈に更にもう1本ドライバーを深く

 突き刺した。ケイスケは首に2本のドライバーを刺した状態で

 息絶えた。アキラはケイスケの返り血を浴びて、闇の中で

 薔薇色に染まった。床に広がる血の海は二人の愛を包み込む

 魔法のように侵食した。アキラはケイスケの死体に接吻した。

 闇の空に浮かぶ月だけが二人を優しく照らしていた。

                                 (完)



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