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黒執事部屋

黒執事「猫耳」

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* 18歳未満の方は読まないで下さい。BLの苦手な方は読まないで下さい。



「なんでこんなことになってしまったんだろう・・・」
シエルはため息をついた。
「坊ちゃん、とっても良くお似合いですよ。」
セバスチャンが耳元でそっとささやいた。
あれは昨日の夜の出来事だった。
シエルがいつものように一人でチェスをしていると、
「坊ちゃん、お相手いたしましょうか?」
とセバスチャンが珍しく言ってきた。シエルはどういう風の吹き回しだろうと思ったが、
セバスチャンの申し出を受け入れてチェスをした。シエルは一回目のゲームに勝った。
しかし二回目のゲームは負けてしまった。もう一回とセバスチャンに挑んだが、
「もう寝る時間です。やめておきましょう。」
と、言われた。でも、シエルは勝つまで止めたくなかった。
「もう一勝負しろ。子供はゲームに貪欲なんだ。」
「坊ちゃん、では賭けをしましょう。私が勝ったら、坊ちゃんは私の思いのままに。
私が負けたら、坊ちゃんのどんな我侭でもなんなりとお申し付けください。」
「よし、いいだろう。」
「私は貪欲な坊ちゃんが好きです。プレイは一回のみ。真剣勝負でお願いします。」
「望むところだ。」
・・・だが、結果は惨敗だった。
がっくりしているシエルにセバスチャンはこう言った。
「ドルイット子爵からの招待状が届いております。新年会の仮装パーティーに
出席していただきます。ただし、普通の仮装では面白くありませんから、
私好みのコスプレを坊ちゃんにはしていただきます。これをつけてください。」
シエルはセバスチャンの差し出した衣装と小道具に顔が真っ青になった。



新年会のパーティーは華やかだった。ド派手な仮面をつけた男女が花のように
色鮮やかな衣装を身にまとい踊っていた。皆、シャンパンに酔い、上機嫌だった。
そんな中で一人だけ仮面をつけていない人物がいた。それはシエルだった。
シエルは仮面の代わりに猫耳をつけていた。ふわふわの白い猫耳は
カチューシャでありながら、まるで本物の猫の耳のように可愛らしかった。
純白のドレスからは白いフサフサの尻尾が生えていた。いや、正確にいうと
尻尾はドレスについているのではなく、直径3センチほどの穴がスカートに
あけられていて、その穴の中から生えていた。外からでは分からないが、
下着にも直径3センチの穴があけられている。
「坊ちゃん、素敵ですよ。」
セバスチャンが甘い囁きと共に耳に息を吹きかけ、尻尾を優しく撫でた。
軽く触れられただけで呻きそうになるのをシエルは堪えた。
その時だった。ドルイット子爵がシエルに近付いて来た。
「ようこそ。可憐な駒鳥。僕の主催するパーティーに君が来てくれるなんて嬉しいよ。
君にもう一度会えるなんて奇跡だ。僕は奇跡に感謝するよ。」
ドルイット子爵は跪いてシエルの手の甲にキスをした。
シエルはキスされてビクッとした。そして、恥じ入るように目を伏せて俯いた。
「どうしたんだい?顔色が悪いよ。」
ドルイット子爵は様子がおかしい事に気付き心配した。
「お嬢様は少しシャンパンに酔ってしまわれたようです。
外の空気を吸えばじきに治るでしょう。失礼いたします。」
セバスチャンはそそくさとシエルをバルコニーへ連れ出した。



「危ないところでしたね。もう少しでばれてしまうかとひやひやしましたよ。
坊ちゃんが感じやすいから。」
セバスチャンはバルコニーでシエルを後ろから抱きしめた。
「誰のせいだと思って・・・あっ。」
シエルは首筋にキスをされてビクッと感じた。
「ドルイット子爵とどちらが気持ち良いですか?あんな手の甲に
キスされたくらいで感じるなんて、はしたない。坊ちゃんは誰にでも反応する
体をお持ちなんですね。そんな悪い子にはお仕置きが必要ですね。」
セバスチャンはそういうと一気に尻尾を引き抜いた。尻尾の先には
直径2センチの真珠玉が5個連なってついていた。
「あっ。」
シエルは急に体内に入っていたものを抜かれて、声を出してしまった。
直径3センチの穴からは外気にさらされて、ひくついている蕾が見える。
「坊ちゃん、たった1、2時間入れていただけなのに真珠が濡れていますよ。
本当にいやらしい体ですね。」
セバスチャンはふさふさのしっぽでシエルの頬を撫でた。そして、スカートの穴から
指を差し入れた。すでに緩んでいるそこは指2本をなんなく受け入れた。
「あ、ああ。」
「シー。坊ちゃん、声が大きいです。会場の皆様に聞こえてしまいますよ。」
セバスチャンがシエルの口をふさいだ。そして、
「声を出さないように、これでもくわえていなさい。」
しっぽをシエルの口にくわえさせた。さっきまで体の中に入っていた真珠を
猿轡のように口にあてがわれて、シエルは混乱したように呻いた。
指は更に激しく加速する。シエルはバルコニーに両手をついて必死に耐えた。
やがてシエルが絶頂に達すると、今度は代わりにセバスチャンがスカートの
穴の中に入ってきた。
「この衣装だと脱がさなくてもできるから便利ですね。」
セバスチャンはそう言うと、腰を動かし始めた。指とは違い、穴いっぱいに
挿入されたものは布を破りそうな勢いだった。シエルが再び絶頂に達すると
セバスチャンもシエルの中に放った。
「坊ちゃん、よく声を我慢できましたね。」
と言うとセバスチャンはシエルの口から真珠を外して、
スカートの穴の中に差し込んだ。
「しっぽをつけていないと可愛いお尻が見えてしまいますからね。」
「あっ、もう、いやだ。ああ。」
セバスチャンはふさふさのしっぽをシエルにつけ終わると、
跪いてシエルの手をとり、手の甲にキスをした。
「坊ちゃん、私とダンスを踊っていただけますか?」
「こんな状態で踊れるわけがないだろ。」
「踊れますよ。こんなに星空が綺麗なのですから、
夜空でダンスをしながら帰りましょう。」
セバスチャンはシエルをお姫様だっこすると、ひょいっとバルコニーから
3階の屋根へと飛び移った。そして、まるでダンスを踊るように軽やかに
屋根から屋根へと飛び移り、夜空の空中散歩を楽しんだ。
屋根の上でのデートにシエルは笑ってこう言った。
「まるで猫になった気分だ。」
「坊ちゃんは誰よりも美しい猫でございます。」
セバスチャンは笑顔で戯言を囁いた。

                          (完)



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